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2010年05月 アーカイブ

鳥・・・シノリガモの生息地、時期

シベリア東部~北アメリ力大陸西部、北アメリ力大陸東部、グリーンランド、アイスランドなどの亜寒帯に繁殖地がある。
日本でも1976年に青森県で初めて繁殖が確認された。

その後も東北地方の山地の渓流沿いで少数が繁殖している。
北海道でも夏期の観察記録があり、繁殖している可能性がある。

秋冬には北の繁殖地から渡ってきて、日本近海で越冬する個体が少なくない。
主として本州中部以北の外海に面した荒磯に小群で越冬するが、山陰や九州にも何個所か越冬する所がある。

内陸の湖沼に入ることはほとんどないが、特に海が荒れた日などに、比較的波の静かな港の中に入ってくることはある。

鳥・・・シノリガモの習性

外海に面した、波の荒い磯に小郡ですみ、潜水しては貝殻、カ二・エビの類、小魚など、主に動物質の餌を取る。
岩礁の上に上がって休息していることもよくある。
危険を感じるとすうっと沖のほうへ泳ぎ出し、その場から離れていくが、緊急時には長い潜水をして難を逃れる。

繁殖期は山地の渓流にすみ、急流を巧みに泳いだり、水に潜って水棲昆虫を捕える。

カモ類のうち、シノリガモと、クロガモ、ビロードキンクロ、コオリガモなど波の荒い外海を好む海ガモ類のグループを、外海ガモ類と呼ぶことにする。
このグループは潜水中、はばたいて、水中を飛ぶように泳ぐ。

水中のことなので野外観察することはむずかしいが、この点は水かきを使う内湾ガモ類と異なる。

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