嫁不足の原因とは
いうところの「嫁」不足とは、事実として若い女性が生まれ育った町や村を去ったことのひとつの結果です。
なぜ若い女性たちは去っていったのか・・・
それにはさまざまな個別的理由があるでしょう。
わたしは、そうした町や村を訪れてみて、ひとつの共通した理由を見いだせそうに思います。
それは、そうした地域では女性をまっとうに考えていないのではないかということです。
つまり理由のひとつは地位における男性の女性観とその具体的処遇なのではないかということです。
第一、どこでも共通して嫁不足といっています。
実際には「婿」不足の場合もあるでしょうが、それは地域の問題とはならず、もっぱら「嫁」の不足が問題視されています。
言葉遊びのきらいはありますが、「嫁」とは次のような一連の男の女性観の一部です。
つまり、男からみて、女性のいちばん良い頃はといえば「娘」の頃。
その娘が他家からもらわれてくるとき「嫁」となります。
その嫁が、ういういしさを失って亭主にとって鼻につくようになると「婦」(かかあ)となります。
その娯が年老いて古くなると「姑」です。