商業化進むスポーツ 2
テレビ各局のほうからみれば、全国フットボール・リーグと提携することは、自慢のタネになりました。
そうなるとネットワークのスポーツへの影響力は強まり、これを支配し、操作することもできるようになりました。
たとえば、スポーツのスケジュールに対するテレビ局の介入、コマーシャルのためのタイムアウトや、2度のキックオフの要求などがそれです。
こうしてスポーツの商業化はいよいよ進行してゆくのです。
商業化の点では、大学の場合も同様でした。
しかもネットワークにますます財政的に依存していきます。
たとえば、ペンシルベニア州立大学の場合はひどいですね。
1978~79年のシーズンに、同大学のフットボール試合がABCによって3回中継放送されましたが、それによる大学の収入は200~300万ドルに達したといわれます。
・・・したがって、巨額の収入をあげる運動部の学内における勢力が強くなる半面では、大学本来のアカデミックな活動は犠牲に供されることになります。